年金担保金融|ヤミ金融の手口|闇金の基礎知識

年金担保金融

年金担保金融について解説しています。

甘い謳い文句でお年寄りを勧誘し、法外な金利を得る

年金融資
新しい法律や規制が出来るたびに、その網の目を掻い潜るかのようにして進化し、巧妙化するヤミ金融業者の姑息な手口。


ここでは、年金を担保に取る年金担保金融についてご紹介します。


年金担保金融(年金担保融資)とは、受け取る予定の公的年金(年金受給権)を担保にお金を借りる制度です。かつては国が定めた公的な制度がありましたが、利用者の生活困窮を招く恐れがあるため2022年3月末で完全に廃止されました。現在は法律で禁止されており、利用できません。


お年寄りで既にお仕事を引退された方に対しては、通常の金融業者は中々お金を貸してくれない所も多いのですが、そんな中、広告に高齢者応援キャンペーンや年金立て替えなどの甘い謳い文句でお年寄りを勧誘し、法外な金利を得るのが年金担保金融です。


年金担保金融と呼ばれているヤミ金融業者は、文字通りお年寄りから年金手帳、印鑑、銀行通帳、キャッシュカードなどを預かり、国から年金として支給されているお金を担保として受け取り、それと引き換えにお金を融資するという方法です。


しかし、融資をする金額に対して担保として取る金額の方がはるかに高額になってしまうことが殆んどなので、いつまで経っても借金は返済できず、膨らむ一方となってしまいます。


年金を担保にしてお金を融資する年金担保金融は、生活をする為の唯一の頼りである年金を狙った非常に悪質な手口です。


どんなに有名な貸金業者でも、年金を担保にしてお金を融資するといったことは、法律で禁止されていていますので、こういった謳い文句を言っている業者には特に注意を払ってください。


また、社会生活に必要な健康保険証や印鑑なども、まず預かることは禁じられています。


お金を借りる際、これらの大事な物を貸金業者に預けるように指示されたら、間違いなく悪徳と見ていいでしょう。